菊池侊藍 公式ブログ 龍を極める 龍の作品を中心に木彫刻、仏像彫刻、仏画の勉強をしております

1か月

こんにちは。

 

先月まで富山におりましたが

東京に来てはや1ヶ月です。

 

が、今までになく色々な経験をさせて頂き、

若干 頭と体が付いていけてないところもありますが

 

日々、勉強です。

 

今まで1,2か月東京で仕事させていただいたことはありましたが、

今回は半年以上になります。

 

自分の仕事も頑張りつつ、

 

ここでしか見れないもの、

行けないところ、

会えない人に会いに行こうと思います。

 

上に向かって頑張ろう。

 

倶利伽羅龍王 粘土原型

俱利伽羅龍王 粘土原型

 

今月からしばらく東京にて仕事をさせて頂いております。

夜なべですが、

何度か仏画として描かせていただいた
「倶利伽羅龍王」を彫刻で作りたいと思い、

只今、粘土制作中です…。

絵やレリーフと違い、360度形を造っていきますので、
どの方向から見ても格好よいものを造る難しさを実感しております。

仙台へ

仙台へ

先日、師匠の関 侊雲 先生が制作された仏像の納品に同行させていただきました。

場所は東日本大震災で甚大な被害を受けた閖上地区近くにあるお寺です。

 

納品された釈迦如来像(本体1尺5寸)

 

 

 

納品された場所はご住職様が震災後に新たに建設された「みんなの寺子屋」という建物です。

 

 

実際に被害に受けた場所に連れて行っていただき、

現状をみて参りました。

 

閖上地区はほとんどはがれきなどは撤去され、新しい道路や家が整備されている場所もありましたが、

お墓、海水の浸みた田畑は手付かずの状態で

「復興にはまだほど遠い」とニュースなどで聞いてはいたものの

まだまだ爪痕が残っていることを目の当たりにしました。

 

 

今回、大きな仕事に関わらせていただき、

ご住職様の想いをお聞きし、

自分がさせて頂いている仕事の

仏師・仏画師という職業、芸術家という職業の意義を改めて考えさせていただく、

大きな機会を頂きました。

 

関先生がいつもおっしゃられている、

 

ひとつも手の抜けない命を懸ける仕事、

 

お医者様に救えない思いをお救いするしごと

 

だということを改めて考える日でした。