BLOG菊池侊藍 公式ブログ 龍を極める
-
【天風】龍板画の納品へ
【天風】
スギ板に墨 90×360cm
額縁タガヤサン
富山市の個人宅 玄関に納品させて頂きました。
玄関ドアから入って家内に向かって
龍が流れていくように描かせて頂きました。
更に奥から手前へと天を翔けている様にも、
海を泳いでいる様にも観えるような構図に致しました。
家を守り、佳き風、佳きものを家へ招きますように…
家の顔とも言える玄関に作品を飾らせて頂き、
誠に光栄に存じます。
ご依頼主様に深く御礼を申し上げます。
コメント
コメント投稿
はじめまして。
美の壺で拝見いたしました。
素晴らしいですね。
私も倶利伽羅龍王様の信仰をしております。信仰といっては大袈裟ですが、毎朝不動明王祈念法を修して倶利伽羅龍王の観想を修しております。
ちょうど前日の早朝に下記の古文書をネットで見かけ現代語訳したものがあります。国文学研究資料館の資料です。読み進むうちにまさに倶利伽羅龍王様のお姿そのものと思いました。
不動断末魔之大事
印智拳印
明慈求呪 タラ タ マリシ カンマン カン
(不動明王真言の末尾をタラタマリシカンマンカンと読み替えると思われる)
口伝に曰く。
(左)風は不動明王、(その他の)四指は不動磐石座を顕す。
右の空指は行者を顕し、四指は四童子なり。
左風指の端を右の空指の端に付けよ。不動と行者一体と成るなり。
即ち行者不動頂上蓮華に座す。是れ即ち上品蓮台なり。
師曰く、断末魔の苦とは死なんと欲する時、彼の肉骨等を離れるに志す(しるす)、穴辺死苦(下記訳参照)というは是なり。
断末魔を死節、死穴と訳す。 体内に特殊な末摩と呼ばれる極少の部分があって、命終にはこれが分解して苦痛を生じ、死に至るという) 仏語。 臨終のこと。
天正十三年八月二十八日
大阿闍梨権大僧都 実尊(が下記の弟子に授けた)
慶長十四年己酉歳 覚尊 之を請ず(此れを伝法された)
慶長一四年実尊授・覚尊受。
之確平々
令和六年一月十九日早朝
機を得て此れを訳す
行者 修閑
帰属
北野山真福寺宝生院 国文学研究資料館
利用条件
http://kokusho.nijl.ac.jp/page/usage.html
書誌情報
書誌ID
100193475
種別
マイクロ/デジタル
標目書名
(朱)不動断末魔大事(しゅふどうだんまつまだいじ)(Shufudoudanmatsumadaiji),M
記載書名
1.不動断末魔大事(ふどうだんまつまだいじ)(Fudoudanmatsumadaiji),帙・外・内
刊写
写
冊数
1枚
書誌注記
〈般〉慶長一四年実尊授・覚尊受。
コレクション
北野山真福寺宝生院,大須文庫,58-30
マイクロ請求記号
278-80-56
コマ数
3
サービス区分
B
請求票出力
URI
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100193475/
DOI
https://doi.org/10.20730/100193475
外部リンク
CiNii Booksで書名を検索(外部サイト)
著作情報
著作ID
4372764
統一書名
不動断末魔大事(ふどうだんまつまだいじ)(Fudoudanmatsumadaiji)
分類
真言
著作種別
和古書
著作ソース
国文研作成,0
国文学研究資料館〒190-0014 東京都立川市緑町10 -3email: kokusho [at] nijl.ac.jp
Copyright (c) National Institute of Japanese Literature All Rights Reserved.
先日放送のの「美の壺 龍」を拝見し、倶利伽羅龍のお姿に感銘致しました。実は私の故郷飛騨高山の春祭に屋台(山車)があります。その中に「恵比寿臺」と「龍神臺」という山車に、谷口与鹿という人の龍の彫刻が飾られていて、とても素晴らしいものです。江戸末期の作と思われますが、ご参考まで。高山祭のサイトも参考になるかと思います。すでにご存知なら失礼。他に「石橋臺」の獅子の彫刻も立派です。素人ながら倶利伽羅龍な故郷の姿が映ったのでメール致しました。
高松様
番組をご覧下さりまして誠にありがとうございます。
また各地の彫刻等をお教え頂きまして誠にありがとうございます。
参考にさせて頂き精進いたします。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。