菊池侊藍 公式ブログ 龍を極める 龍の作品を中心に木彫刻、仏像彫刻、仏画の勉強をしております

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

旧年度はブログを見てくださり、ありがとうございました。
本年も精進して参りますので何卒宜しくお願い致します。

下げこうべ

下げこうべ

 

 

下向きの龍は不吉とされる場合も
ありますが
「謙虚に頭を垂れる」という意味が
あります。

実るほどこうべを垂れる稲穂かな

第三回日本木彫刻展

第三回日本木彫刻展、無事閉幕致しました。

ご来場頂きました皆様誠にありがとうございました。

第三回 日本木彫刻展開催のお知らせ

 この度、私が会員として参加させて頂いております、
日本木彫刻協会の
第三回目の日本木彫刻展を催し致します。

 

会期:平成30年9月20日(木)~9月24日(月)
時間:10:00~17:00
会場:上野の森美術館(別館ギャラリー)
〒110-0007東京都台東区上野公園1-2
展示作品:仏像彫刻 ・ 木彫刻・仏画
お問合せ先 日本木彫刻協会 事務局 TEL:03-3791-4426
ホームページ http://nmck.jp/

入場無料

 現代仏師や木彫刻師による新作等の出展がございますので、
仏像彫刻・木彫刻にご興味のある方は、ご家族やご友人をお誘いの上、
連休のお休みを利用してお越し頂ければ幸いです。

 私は作品2点を出品させて頂きます。

お時間御座いましたらご高覧宜しくお願い致します。
どうぞよろしくお願い致します。

お盆休み

富山は1ヶ月半ぶりに雨が降りました…

年中曇天がちな富山で今年は本当に珍しいです。

倶利迦羅龍 整理


「倶利迦羅龍」

細かく整理をしていきます

倶利迦羅龍王 粗彫り2

倶利迦羅龍王 粗彫り2

 

 

 

夜なべの作品。

 

倶梨伽羅龍王

 

前回、粗粗と形を出しました。

 

 

そして…

 

分かりにくいですが、

 

龍と利剣の間がかなり空きました。

また、上から細部を彫り込み、
鱗をいれ、

上から仕上げに入ります。

ではでは。

「六六変じて九九鱗となす」

「六六変じて九九鱗となす」

 

 

龍の鱗。

 

鱗も
最初から1枚1枚仕上げていくのではなく、まずは体の動きに合わせて
粗粗とおこしていき(粗彫り)、

そのあとに1枚1枚丁寧に
仕上げていきます。

 

 

アールの合う丸刀を使って彫り起こしていきます。

 

 

龍の鱗は中国故事において
(9×9)81枚あるとされます。

 

「九」は
中国の易では陽数(奇数)の極数であり「最高の徳」を表し、

 

また「九」の字源は
竜が体を折り曲げた形、
という説もあるそうです。

 

(→それますが…9月9日が「重陽の節句」と

言われるのも「陽数」が「重なる」からという理由です)

 

…ちなみにこちらの龍の鱗は千枚以上あります…

 

 

「六六変じて九九鱗となす」

 

というのは
鯉が龍に成長することをいいます。

 

鱗の数が(6×6)36枚(おおよそ)の鯉は
別名を「六六鱗」ともいうそう。

端午の節句にこいのぼりを飾るように

鯉は立身出世の象徴なのですね。

 

 

 

 

昔の方は色鮮やかで

人ほど寿命の長い鯉に神性を感じていたのでしょうか…

確かに池をゆったりと優雅に泳ぐ姿は

ほかの魚にはなく神秘的かもしれないですねー ^ ^

 

 

 

 

ではでは。