菊池侊藍 公式ブログ 龍を極める 龍の作品を中心に木彫刻、仏像彫刻、仏画の勉強をしております

彫刻 倶利伽羅龍 粗彫り

彫刻 倶利伽羅龍 粗彫り

 

こんにちは。

ブログの更新をすっかり怠っており、
いつも見ていただいている方には
本当に申し訳ありません。

いつの間にか年末になっておりました…。

 

東京は最近、晴れの日が続いております。

富山は快晴でも
霞がかった青灰色ですので

久しぶりの青々とした空につい見入ってしまいます。

きれいだなぁ…

休みの日はなるべく外に出るようにしていますが、

生き物として太陽の日を浴びることは

大事なことだなぁと

つくづく思います。

光合成をするように
太陽のエネルギーを吸収するのです…

 

さて

夜なべで制作している彫刻
「倶利伽羅龍王」は
形はほぼ出来まして、
細かい部分を造っております。

↑ちょっと前の粗彫りの状態

中の形を整えるのに時間がかかります。

粘土原型の時点で
彫るときのことを全く考えずに造りましたので、
余計苦戦していますが

どう彫ろうか、
道具から新しいものを作った方が良いか、
と色々考えて
やりがいがあります。

また制作模様を掲載させて頂きますね^ ^

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ところで

こちらにきてから

逢いたい方にお会い出来て
行きたいところに行けて

本当に本当に嬉しい限りです
が、

それを上回り
この半年はちょっと、疲れました。

がしかし

そんなことを言っている場合でもなく

世の中は流れ、
誰も待ってはくれないのですー。

 

…せめてお正月だけ「骨休め」をして
また立って歩かないとですね。

 

また
自分の内面も置かれている状況も

他人様には全く関係のないことですので…
もちょっとカンペキに立ち振舞わないとです。

 

あまり考えすぎず

かといって思考を停止せず

自分の目的を忘れず…

 

来年も歩きます!

大聖護国寺様 客殿落慶法要

大聖護国寺様 客殿落慶法要

 

先日、師匠の関 侊雲先生と共に群馬県高崎市にあります

真言宗豊山派 大聖護国寺様の客殿落慶法要に出席させていただきました。

 

 

大聖護国寺様は関侊雲仏所がご本尊を修復し、

私が「桂昌院御尊像」「亮賢僧正ご尊像」の模写絵を納品させていただいたお寺様です。

 

 

 

法要にいらっしゃった来賓の方々、大勢の檀信徒様の前で絵の制作経緯、

証明書を頂いたこと事に関しましてのご説明もさせて頂きました。

 

 

 

開山800年を記念し完成された客殿、

大聖護国寺様は大変由緒のある歴史深いお寺なのですが、

 

自分が初めてお伺いしたときのまだ客殿もなく、

改装前の本殿、修復前の仏像の数々が並んでいる状態でしたので

 

その時のことを思い出し、これからさらにお寺を再興していくという

飯塚ご住職様の強い熱意に改めて感銘を受けました。

 

 

 

また再興のお手伝いをさせて頂いていることが本当にありがたく、

光栄なことに思います。

 

落慶法要に初めて出席をさせて頂き、

お寺様にとって、檀信徒様にとって仏像というのがどのような存在であるのか、

 

お寺様と檀信徒様の繋がりの深さを実際に感じさせていただきました。

 

 

 

このような貴重な機会を頂きました

大聖護国寺様、関 侊雲先生に改めて深く御礼を申し上げます。

 

 

大本山 護国寺 真光様、関 侊雲先生

 

 

 

大聖護国寺 飯塚ご住職様

彫刻 倶利伽羅龍 〈粗取り〉

彫刻 倶利伽羅龍 〈粗取り〉

 

夜なべで制作中の作品、

倶利伽羅龍の粘土原型が完成し
粗取りに入りました。

材はクスノキです。

図面を写し、

大きく取れる部分を
鋸で落とします。

 

井波では機械でパパッと落としていたので

今更ながら機械の有り難みに気付きました…

(ですが鋸の方が断然おが屑が出ず材料がムダにならない、ことにも気付く)

 

↑大まかに粗取りを終えました。

さすがに汗びっしょりです…

粘土原型をみながら

粗彫りに入ります。

四角く取っていくのではなく

斜めに取っていく、

とご指導頂きます。

少しずつ龍の形になって参りました。

また次回。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

先日、

TBSさんの番組に出演させて頂くという

大変貴重な機会を頂きました。

テレビの収録の現場を体験し、

他の職人さんとお話しし、

良い刺激を頂きました。

個人的には

自分の伝えたいことをもっと的確に伝えられるようにならなければ…

と思いました…。

自分にこのような機会を頂いた関先生に心より感謝申し上げます。

↓ご一緒した皆さんと。

伊勢根付師の 梶浦明日香さん

西陣織職人の  佐々木英人さん
(りんどう屋さん)

同じく西陣織職人の 冨山華菜さん

落語家の  三遊亭じゅうべえさん

皆さん気さくで素敵な方々でした^^

…ちなみに色々な方に聞かれましたが

x japanは本当に好きなんですー
 

1か月

こんにちは。

 

先月まで富山におりましたが

東京に来てはや1ヶ月です。

 

が、今までになく色々な経験をさせて頂き、

若干 頭と体が付いていけてないところもありますが

 

日々、勉強です。

 

今まで1,2か月東京で仕事させていただいたことはありましたが、

今回は半年以上になります。

 

自分の仕事も頑張りつつ、

 

ここでしか見れないもの、

行けないところ、

会えない人に会いに行こうと思います。

 

上に向かって頑張ろう。

 

仙台へ

仙台へ

先日、師匠の関 侊雲 先生が制作された仏像の納品に同行させていただきました。

場所は東日本大震災で甚大な被害を受けた閖上地区近くにあるお寺です。

 

納品された釈迦如来像(本体1尺5寸)

 

 

 

納品された場所はご住職様が震災後に新たに建設された「みんなの寺子屋」という建物です。

 

 

実際に被害に受けた場所に連れて行っていただき、

現状をみて参りました。

 

閖上地区はほとんどはがれきなどは撤去され、新しい道路や家が整備されている場所もありましたが、

お墓、海水の浸みた田畑は手付かずの状態で

「復興にはまだほど遠い」とニュースなどで聞いてはいたものの

まだまだ爪痕が残っていることを目の当たりにしました。

 

 

今回、大きな仕事に関わらせていただき、

ご住職様の想いをお聞きし、

自分がさせて頂いている仕事の

仏師・仏画師という職業、芸術家という職業の意義を改めて考えさせていただく、

大きな機会を頂きました。

 

関先生がいつもおっしゃられている、

 

ひとつも手の抜けない命を懸ける仕事、

 

お医者様に救えない思いをお救いするしごと

 

だということを改めて考える日でした。